あなたの作品が本の表紙になる「伊坂幸太郎4作品 表紙デザイン募集」に多数のご応募をいただき、ありがとうございました。
今回、小学生からシニアの方までとても幅広い層から作品をお寄せいただきましたが、どれも伊坂先生への思いや、著作への思いがこめられた個性あふれるすばらしい作品ばかりでした。そんなたくさんの応募作品を、協力出版社の審査員の方々と驚きとワクワクを感じながら厳正に審査させていただきました。
全ての応募者様に選評をお伝えすることができず心苦しく思いますが、以下の優秀作品の発表をもちまして結果のご連絡とさせていただきます。
優秀作品は対象文庫の特別表紙になり、4月上旬ごろには東海地方を中心とした約150店舗の店頭に並びます。ぜひお手にとっていただければ幸いです。
最後になりますが、あらためてこの企画にご応募・ご参加いただいた全てのクリエイターの方々に感謝申し上げます。
ありがとうございました。

事務局一同

■発表

優秀作品が決定いたしました。

アイネクライネナハムトジーク

奥野 春佳さん (三重県)

[応募コメント]
この本の中で、ライトヘビーがとても好きだったので、作中にある美奈子さんのマンションでボクシングの試合を応援するシーンの、缶ビールと宅配ピザを用意した場面をもしも絵で描くならこんな感じだなと想像して描いてみました。外が夜なのは、アイネクライネナハトムジークの意味「小さな夜の曲」から連想させてみました。特に変哲のないようなイラストですが、何か懐かしく、親しみのある、そんなデザインを目指しました。

[選評]
株式会社幻冬舎 営業局 第二営業部 時田有希子
作中のシーンを描いたものですが、それだけではありません。 この小説は、一見ありふれた、でも、かけがえのない日常を生きる人々が 主役です。そんな日常の幸せが、この絵から伝わってきました。

チルドレン

兵藤 美香さん (愛知県)

[応募コメント]
元気がもらえるとても好きなお話。 普通にいたら関わりたくないタイプ 口が悪くて捻くれ者だけど 不思議と人を惹きつける魅力的な男 陣内さん。 彼をとりまく人々がちょっとだけ幸せになったり 前向きになったりと ラッキーアイテムみたいな人だなっと思います。 そんなイメージを表現してみました。

[選評]
株式会社講談社 第五事業局文芸事業戦略チーム 山下直人
作中の主人公、陣内さんの魅力を十分に引き立てているデザインです。 陣内さんを中心に物語は展開し、その周囲には絶えず人がいて音楽がありました。 「陣内さんの奏でる音楽が、人を繋ぐ」とも読み取れる本作のモチーフは、 大変好印象で、優秀作にふさわしいと考えます。

火星に住むつもりかい?

河本 洛さん (愛知県)

[応募コメント]
監視社会をぶった斬る! この社会に嫌悪するが、逃げる術はなく、立ち向かうしか道がない。黒い丸は監視カメラのレンズと人間の瞳と人の暗い感情を表す。その黒い丸をタイトルの問いともども斬っている。丸をつなぐ線は悪意の連鎖を示す。また、黒ずくめの男が使う武器である黒い球も表現。真っ黒い正義を真っ黒い正義が斬り、血にまみれ、正義とは何かを問う。

[選評]
株式会社光文社 マーケティング局  楠本勝司
全身黒ずくめのヒーローが描かれ、 アクセントとして散りばめられた黒い球体はその人物の武器のイメージ。 作中の重要人物が真正面から描かれたインパクトと、 手書きタイトルのユニークさに惹かれ、優秀賞に選ばせていただきました。

終末のフール

細川 栞里さん(愛知県)

[応募コメント]
伊坂さんの作品は愛読しております。大好きな作家さんの表紙を描くことができて本当に嬉しかったです。私は、「終末のフール」を描かせていただきました。8部構成のうちの最初の話で出てくる、亡くなった和也が家までの順路をアスファルトに矢印で描いたら、どこの子もそれをやって何が何だかわからなくなったというシーンが印象に残っているので、そのシーンを描きました。

[選評]
株式会社集英社 書籍販売部 書籍販売第1課 喜田麻利会
もとのカバーとはがらりと印象を替えた方が面白いかなと思っていた中、 “日常”と“世界の終わり”が危うく混在しているような雰囲気が目を惹きました。 他の販売部員の評価も高かったです。

応募作品に関する個別の審査内容、結果についてのお問い合わせにはお応えすることができません。
ご了承ください。

■賞

優秀作品賞(4作品)
優秀作品賞に選ばれた応募者の方へは、1万Tポイントを贈呈いたします。
※ポイントをお受け取りの際には、16桁のT会員番号が必要です。

■応募作品展示

応募作品の一部を書店店頭で掲示する展示会を開催予定です。
実施書店は決まり次第、随時当ホームページにて発表して参ります。

■限定表紙の商品取り扱い店舗一覧

4月上旬より愛知県、岐阜県、静岡県、三重県、他の約150店舗で取り扱い予定です。
詳細が決まり次第、当ホームページに店舗一覧とともに情報を掲載いたします。

主催:MPD 共催:幻冬舎、講談社、光文社、集英社、 TSUTAYA東海カンパニー
特別協賛:名古屋芸術大学 
後援:中日新聞社
協力:あいちトリエンナーレ